データエンジニアは大量のデータを取り扱う仕事です。データサイエンティストと混同されやすいですが、それぞれ役割は異なる仕事なので、データエンジニアの仕事内容やデータサイエンティストとの違いについて解説していきます。
まずデータエンジニアはデータの加工や整理など、データベースの操作をメインとする仕事です。大量のデータを出し入れしていると、データベースに無駄な空きができて反応が悪くなってしまいます。そこでデータベースを無駄なく使えるようにデータの整理や加工を行うのがデータエンジニアの役割です。
混同されがちなのがデータサイエンティストですが、こちらはデータの分析が主な業務となります。データサイエンティストもデータベースについては学びますが、データベースの専門家であるデータエンジニアと比べるとデータの扱いには慣れていません。
そのため、分析に必要なデータベースの構築程度まではできても、業務を行う中で必要になってくるデータクレンジングなどの知識は持ち合わせていないことが多いです。そこでデータエンジニアがデータベースの整理などを行い、データサイエンティストの業務をサポートします。
データエンジニアのキャリアに関しては、データベースエンジニアをはじめ、データベースに触れる機会が多い仕事からのキャリアチェンジが多い傾向にあります。そのため、これからデータエンジニアを目指すならインフラ系の職種からキャリアをスタートすることをおすすめします。
そして、現場で即戦力として活躍できるよう、できるだけニーズに見合ったプログラミング言語を習得しておく方が良いでしょう。たとえば、Pythonはデータエンジニアが習得しておきたい言語で、予め概要や活用事例などその言語の特徴を知ることがスムーズなスキルの習得に繋がります。